こんにちは。ショウヘイです。今回は豚革手袋、牛革手袋について記事を書いていきたいと思います。
本文では、以下について述べていきます。
・豚革手袋、牛革手袋って何?どんな種類があるの?
・どういう時に使うの?どう使い分けているの?
目次
豚革手袋、牛革手袋って何?どんな種類があるの?
豚革,牛革手袋とは、その名の通り動物の表皮,床革から採取した皮を加工して作った手袋です。
豚や牛の皮革が使用されるのは、皮が厚いため耐久性などに優れているためですね。
また、革手袋は大きく分けて4種類あります。
・牛床革・・・表皮の2層目にある床革を使用している素材の手袋。特徴としては、厚みがあるため引き裂きや熱などによる耐久性に優れている。
・牛表皮・・・表革(クレスト)手袋と呼ばれ、柔らかく丈夫でフィット性に優れている。
・豚革・・・軽量で柔らかくかつ丈夫で、耐久性、耐摩耗性に優れている。また毛穴3つの穴が1群になっているので、通気性に優れている。長時間の作業では快適に使用可能。
・合成人工皮革・・・ナイロンやポリエステルなどの生地にポリウレタンなどの樹脂層をコーティングしたもの。柔らかくフィット感が良く、革独特の臭いもしない。また、樹脂コーティングなどを施しているため、グリップ性能が高い。
どういう時に使うの?どう使い分けているの?
それぞれ特徴にあった場面で使い分けています。
・牛床革→耐熱、耐久性に優れているため、溶接作業や熱を伴うハードな作業、重作業などに使用
・牛表革,豚革→土木、建設、鉄骨、鉄筋業、重機操作、荷役作業など幅広く活用
・合成人工皮革→細かい作業、荷役、運搬作業など
牛革は厚いため、作業に応じて厚さの違う手袋を使い分けています。また、合成人工皮革は薄いため火花を使用する作業には不向きです。後は、豚革は牛革に比べると安価のため、金額面で選ぶなど。
作業用手袋って実は他にも耐切創手袋、耐薬品手袋など様々な種類があって意外と奥が深いんです。また別の機会にこちらについても書いていこうと思います。今回の記事を読んで、たくさんある革手袋を選ぶ時、少しでも参考になればと思います。
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