防護服について

こんにちは。ショウヘイです。

今回は、いまや新型コロナウィルスの影響で国内でも品薄の防護服について取り上げていきます。

そもそも、いわゆる化学防護服というのは、「一般的に有毒気体(いわゆる毒ガス)や病原体となるウィルス(天然痘など)といったものの付着や吸引を防ぐための、保護を目的とする特殊な被服である。」(※wikipediaより引用)

つまり、人体に悪影響を及ぼす物から作業者を守るための被服という事ですね。現場作業をされている方や感染症専門の診療科をされている医療スタッフ以外はあまりなじみがないかもしれませんが、本当に必要な人適切に使われるためにも内容をまとめてみました。

本文では、以下について述べていきます。

・防護服の種類

・医療機関向け、作業者向けの違い

・主要メーカー製品

・併せて知っておきたい防護関連用品

防護服の種類

有毒物質から身を守るためと述べましたが、それ以外の外的要因があるため、日本保安協会は下記の8種類に分類しております。

種類 定義
化学防護服 皮膚が酸、アルカリ、有機薬品、粉塵等の有害化学物質に暴露又は接触することから身体を防護するために使用するために使用する服
バイオハザード対策用防護服 生物学的危険物質への暴露又は接触の危険から作業者を防護するための防護服
熱と火炎に対する防護服 熱や火炎から身体を防護するために使用する服
切創・突き刺しに対する防護服 チェーンソーや刃物等の鋭利物による切創や尖った物による突き刺しを防止するために使用する服
放射性物質による汚染に対する防護服   放射性物質による汚染に対する防護を目的として使用する服
電気に対する防護服 電気による危険から身体を防護するために使用する服及び静電気帯電を防止するために使用する服
寒冷に対する防護服 寒冷から身体を防護するために使用する服
高視認性安全服 着用者の存在について視覚的に認知度を高めるために使用する服

(※日本保安用品協会HPより)

今回ご紹介するのは、上の2項目「化学防護服」「バイオハザード対策用防護服」になります。

医療機関向け、作業者向けの違い

医療機関向けだと、「バイオハザード対策用防護服」が使用されます。呼称はメーカー各社それぞれ違うケースが多いのですが、「感染症対策防護製品」などとも呼ばれたりします。

医療用としての明確な基準という物は表現が難しいためないのですが、メーカーが推奨している物を購入されると間違いないと思われます。

特に、感染対策防止品として推奨されている防護服には、JIS規格のタイプ4~6を満たしている物が多く見られます。JIS規格はJIS T 8115となっており、Tが入っている物が医療安全用具の分類に属するため、こちらの基準をクリアしている物を選びましょう。

スプレー防護用密閉服(タイプ4)

浮遊個体粉塵防護用密閉服(タイプ5)

ミスト防護用密閉服(タイプ6)>

 一番注目するべき点は、体液に対する浸透性、血液媒介性病原性に対する浸透性の2点が基準としてクリアできているかが、選定ポイントとなるでしょう。

タイプは1a,1b,1c,2~6とあります。タイプ3~6が密閉服。1a~2が気密服,陽圧服といいます。数字が低いほど、グレードが高くなります。

作業者向けだと、作業内容によって変わってきますが、主に粉塵が発生する現場や有毒ガスが発生する箇所での使用が多いのではないでしょうか。

例えば、アスベストの除去作業や炉内などダイオキシン類が発生する箇所での作業などが挙げられるかと思います。

こうした場合、作業内容や作業箇所によってレベル1~4などのレベルに応じた防護服を選定することになります。

 作業者の体調や命に係わる事なので、こうした厳しい基準が数多く設けられている事に調べていて驚きました。

主要メーカー製品

それでは、防護服の市場での主要メーカーを紹介していきます。

・アゼアス株式会社

タイベックというデュポン社が独自のフラッシュスパン製法で作られた特殊な不織布を採用しており、一番メジャーとなっています。

・3M

化学防護服は様々な種類があり、用途によって分かれております。高品質で、安全面にはかなりしっかりしています。他社と比べると若干コスト的には高いです。

・日光物産

バリアーマンという製品が主力商品です。安全性、労働生産性、コストの見直しを掲げている通り、作業に応じたラインナップと、低価格の実現をされています。

アゼアス社を選んでおけば間違いないところがありますね。また、コストを考えるなら日光物産、基準が厳しいところでの作業であれば3Mといった選び方だと思います。

・併せて知っておきたい防護関連用品

 また、防護服を着るような場所での作業となると、合わせて他の防護製品も使用する事となるでしょう。

・呼吸用保護具

→現場作業者ですと、防毒、防塵マスク(顔全面を覆う全面体、口鼻を覆う半面体などがあります)。医療従事者だとN95マスクなど

・防護手袋

→水に強いビニール製や耐薬品性のニトリル手袋など。また、インナーとアウターに分けて2重にして使用する事もあります。

・保護メガネ、シューズカバー

→シューズカバーは外れないように紐付きになっていたり、保護メガネは眼鏡の上からかける事ができる物もあります。

<まとめ>

 今回は、少し熱を持って調べました。ちょっと長文になって読みにくいかもしれませんが、世間を騒がせているコロナウィルスの事もあり、需要が急激に高まった防護服について記事を書いてきました。その名の通り作業者を防護するための衣服のため、安全に対する基準が非常に厳しいという事が分かりました。また、身に着けて使用する道具をしっかり準備する事も大切ですが、正しい知識を持って正しく使用する事も大切です。

 防護服を使用して作業される方は、自分と作業者の身を守るためにも、しっかり安全対策を心掛けてください。

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